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はざまやの歴史

大正8年創業。昆布、海藻一筋。

大正8年創業 御昆布司はざまや創業当初は、手削りによる「おぼろ昆布、とろろ昆布」の加工販売が中心でした。
多数の職人による技の磨き合い、風味の良い、最高級の品が出来上がりました。
また、原料原藻の手当てにも昆布の採取期には、当時、遠く北海道や樺太にまでも買付に出かけた初代社長。
その商売に対する意気込みは、現在までもしっかりと受け継がれています。

昆布は庶民の味。

日本人は千年も前から昆布を食べてきました。
この昆布の持つ歴史の重みを考えますと、日々昆布のお仕事に携わっていられることに感動でいっぱいになります。
昆布は日本の食文化を支え、伝統を継承し、日本人の健康を維持してきた素晴らしい食品です。
昆布は昔から庶民の味です。
松茸や数の子のように、年に1,2回しかお目にかからないような高級品ではありません。
鍋料理にも、お味噌汁にも、じゃがいもや厚揚げひとつ煮るにも、昆布を入れることでおいしくなる、そんな昆布であって欲しいと願っております。

きれいな海、豊かな自然、美しい日本。

天候不順、自然破壊等により、海藻の育つ環境も厳しさを増しています。
そこで、豊富な資源を育てる海づくりのためにと、沿岸の山々に木を植え、海に栄養を与えようという試みも各地域で行われたり、昆布の生育が海をきれいにできるという研究もされているのを聞いたことがあります。
もしも昆布の力で地球汚染を食い止めることが出来たら、どんなに素晴らしいことでしょう。
はざまやも緑化推進のため、森林保護団体を積極的に支援しております。

干している姿干している姿

昆布の収穫時期は7月中旬から8月いっぱいといわれていますが、風なし、海は凪ぎ、天気良し、と条件が揃った昆布日和の日はわずか5~7日に限られます。
収穫した昆布は、朝から日没まで、浜で天日干しします。

採取採取

昆布は海底の岩礁にへばりついて生息しています。専用のかぎ棹で根元から引き抜くようにして採取します。

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